山めん寒ざらしそば

 昭和49年古い文献の中に、江戸時代の頃、信濃国(今の長野県)の高遠藩、高島藩は 「暑中信州寒晒蕎麦」「暑中寒晒蕎麦」の名称で将軍家に蕎麦を献上していたという記載を見つけ、その復元を試みたところから始まりました。


 試行錯誤の末に、寒ざらしソバ粉製造の処理工程を旧暦の二十四節気を規準として、大寒を冷水処理作業開始日、その後約五十日間、戸外厳寒の中でこの処理作業を続け、啓蟄まで完成させるという山形方式が確立されました。


 昭和59年「山形そばを食う会」で、この山形方式で作られた「寒ざらしそば」が初めて披露、試食会が催され大好評を博しております。


 本来「暑中寒晒蕎麦」は将軍が真夏に食べるものでしたが、山形では、桜の開花とともに賞味する期間限定のそばとしております。これにより、春に種蒔きし夏に収穫してお盆頃に販売する「夏新そば」やおなじみの秋の「新そば」と、山形では年間を通じて美味しいそばを味わうことが出来ます。

 

   ご注意:「山めん寒ざらしそば」は商標登録済みです。

                                         登録番号 第4432268号 


 

 

 山めん寒ざらしそばの乾麺も好評を得ております。

山めん寒ざらしそば 試食会

「山めん寒ざらしそば」が食べられる店

 

例年4月中旬より販売開始

 

あかね食堂         4月中旬頃~5月中旬頃まで

手打 梅そば        4月中旬頃~数週間ほど

そば処庄司屋        4月中旬頃~約1ヶ月間(無くなり次第終了)

手打そば 竹ふく      4月中旬頃~5月中旬頃まで

そば・会席料理 なかや   4月中旬頃~5月末頃まで(予定)

手打ちそば 港屋      4月中旬頃~3週間ほど

やぶ家           4月中旬以降